規格住宅ってお聞きになったことはありますか? 実はこの規格住宅は注文住宅を安く建てることができる方法なんです。
規格住宅とは注文住宅の間取りや仕様をパターン化して注文しやすくした住宅のことです。
注文住宅がフルオーダーとすれば、規格住宅はセミオーダーになります。
つまり注文住宅と建売住宅の中間という感じですね。
規格住宅のメリットその1<コスト>
規格住宅の一番のメリットはコスト面です。全てをオーダーできる注文住宅に比べて規格住宅はオーダーできる範囲を絞ることによってコストを抑えることができるのです。場合によっては建物本体価格1500万円程度と建売住宅と変わらない価格のものもあります。
例えば土地が1000万円として建物が1500万円、付帯費用と諸経費が500万円とすると3000万円で建てられるのです。これなら建売住宅と変わらないですよね!
予算が限られるから建売住宅を選ばれる方が多いのですが、規格住宅も一緒に検討することを強くおすすめします!
2024.01.06
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規格住宅のメリットその2<注文のしやすさ>
規格住宅の二つ目のメリットは注文のしやすさです。フルオーダーの注文住宅を建てるには
建てる家のイメージができていないと失敗することが多くなります。すべてを一から作って満足できる家を建てるにはある程度の経験と知識が必要になります。
その点、規格住宅は基本のプランがあります。基本のプラン通りに建ててもいいし、自分らしさを加えてカスタマイズもできます。つまり誰でも簡単にイメージ通りの住宅を建てることができるのです。
規格住宅のメリットその3<価格がわかりやすい>
規格住宅は本体価格が設定されていることが多いので価格がわかりやすく予算が立てやすいというメリットがあります。一般的な注文住宅の場合は目安になるのは坪単価ですが、坪単価も例えば「60万円から80万円」と書いてあると60万円と80万円では30坪で600万円も違うし、60万円と80万円で何が違うのかもわかりにくいですよね。
規格住宅の場合は本体価格＋付帯費用＋カスタマイズ費用とわかりやすく、費用を抑えたい場合はカスタマイズを少なくすれば良いというシンプルな計算なのでわかりやすいのです。
規格住宅のメリットその4<できあがりのイメージがしやすい>
規格住宅はできあがりのイメージがわきやすいのも大きなメリットです。一般的には数タイプあるデザインの家から好きなデザインの家を選びます。カタログやモデルハウスがあったり、同じタイプの家に住んでいる方のインタビューなどもあって、何もないところから始める注文住宅に比べてできあがりのイメージがわきやすいのです。
規格住宅のデメリットその1<建てる土地が制限される>
メリットが多い規格住宅ですがデメリットは何でしょう? まず、規格住宅は基本の外形サイズが決まっていることが多いのです。基本の外形サイズは数パターンから選ぶことはできますが、例えば三角形の土地に三角形の家を建てたいとうようなことができないため、用意する土地に収まるかどうかという点を考えて土地選びをする必要があります。
規格住宅のデメリットその2<すべてをカスタマイズできない>
デメリットの２つ目はすべてをカスタマイズできない点です。先ほどのように三角形の家が建てらない他に構造に影響するような大きなカスタマイズはできません。つまり構造に影響を与える柱や壁を動かすようなことができません。
では規格住宅だとどのようなカスタマイズができるのでしょうか。これはハウスメーカーによってまちまちですが、例えば規格住宅ブランドLIFE LABELで見てみると、大きなカスタマイズでは3LDKの建物に1部屋増やして4LDKにするとか2部屋増やして5LDKにするとか屋上にスカイバルコニーを作るとか。かなり大きなカスタマイズも可能です。ですので間取りの変更や床材の変更、階段をアイアン階段に変更したりドアの種類や色を変更したり窓の位置やサイズ変更など、かなりの部分が変更可能です。その他にも浴室乾燥機を追加したり、食洗機を追加したりといった設備の変更も可能です。
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まとめ
規格住宅とは注文住宅の仕様をあらかじめ決めておいて注文しやすくした住宅のことで注文住宅がフルオーダーとすれば、規格住宅はセミオーダー。つまり注文住宅と建売住宅の中間という感じです。
規格住宅には多くのメリットがあり、建築コストが安い。住宅の知識がなくても注文しやすい。価格がわかりやすい。できあがりのイメージがしやすい点が挙げられます。
規格住宅のデメリットは変形サイズの家が建てられないので用意する土地のサイズや形が制限されます。２つ目のデメリットはすべてをカスタマイズすることはできない点です。
家の建築に大きなこだわりがあって予算もある方はフルオーダーの注文住宅をお選びいただいた方が良いですが、一般的には規格住宅でもかなりのカスタマイズができるので満足のいく家が建てられる可能性は高くかなりオススメと言えます。
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