これから注文住宅を建てるにあたって、建築業者と打ち合わせをしている人もたくさんおられると思いますが、オプションってどれが必要なのかよく分からないのが現実ですよね。
オプションを増やせば増やすほどコストは当然上がっていきますし、必要なオプションはどれなのかを見極める事が必要だと思います。
では、絶対失敗しないようにオプションを選ぶには、どのようにすれば良いのでしょうか。
周りの人がみんな付けているから、あったら便利だろうと思ったから、建築会社にすすめられたからなど、オプションを追加してしまう理由はたくさんあると思います。
しかし、そんな理由でオプションを追加して本当に良いのでしょうか?
「そのオプションホントに必要?」と疑問を持ち、自分たちのライフスタイルに照らし合わすことで、本当に必要なオプションなのかを判断する事ができます。
今回は、注文住宅を建てる際、要らないオプションについて解説していきましょう!
①:浴室暖房乾燥機
まず、最初の要らないオプションは「浴室暖房乾燥機」です。
いやいやみんな付けてるし、いるんじゃないの?と思っておられる人も多いと思います。
浴室暖房乾燥機のメリットの一つは、洗濯物を1日で確実に乾かせるところです。
他には、暖房を付けておくとヒートショックのリスクも下がります。
しかし、どうでしょう今の間取り設計を見ていると、洗濯物の室内干しスペースを確保する設計が増えていますし、乾燥機付きの洗濯機もあります。
他に要らない理由は、換気扇を利用して作られているので、湿気の多い浴室はカビの発生が多いのです。
小まめにフィルターを掃除しないと、暖房や乾燥を付けた時にカビを浴室に撒き散らしていることになります。
そのような状況では体にもよくないですよね!
あと、洗濯物を乾かすのに約8時間付けっぱなしになるので、電気代が高くつきランニングコストがアップして勿体無いです!
どうしても欲しい人は付けるのも悪くはありませんが、このようなデメリットを理解した上で決めた方がいいでしょう。
②:全館空調
最近はハウスメーカーなどがおすすめしている商品だと思いますが、高額の割にはデメリットが多いと思いますね。
確かに全館空調を付ければ、部屋だけではなく廊下や玄関ホールまで温度調節ができるため快適な空間になるというメリットはあります。
家の中で温度差がないということは、ヒートショックのリスクも軽減されるため高齢者にとってもメリットでしょう。
しかし、全館空調で全ての室温に満足ができるでしょうか?
家族の間でも人によって好みの室温がありますよね。
なので、結局それぞれの部屋にエアコンを後付けするという結果になってしまうのです。
また、全館空調は四方八方にダクトが通っていることで、そのダクトに結露が原因でカビが発生すると掃除をするのは困難です。
つまり、冷暖房中にダクトのカビや埃、汚れなどを家中に撒き散らしているのと同じことになるのです。
③:勝手口
勝手口が無かったら不便でしょと思われている人も多いと思いますが、実は勝手口を利用する目的はゴミを出す時だけなんですね。
よく考えてみてください。
実際に勝手口を出入りしているのはゴミの用事だけではないですか?
それなら、いっその事無い方が建築コストも下がりますし、何より最大のメリットは勝手口が無いことで冬の寒さが軽減できます。
実はキッチン横に勝手口があるだけで、冷気がじわじわと入ってくるのです。
冬の朝のキッチンは寒いので、できればキッチン横に勝手口はない方が良いのです。
脱衣所に勝手口があるのも冬着替える時寒いですよね。
そう考えると、勝手口って余計な費用を使って室内の断熱性を弱める、不必要な出入り口になるのではないでしょうか。
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投稿者プロフィール
- 大手不動産会社で住宅営業トップセールスマンを経て
現在はレイクサイドホームのライフスタイルプランナーとして勤務
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