大黒柱が万一亡くなったとき、残ったローンを保険金で相殺
団信とは団体信用生命保険のことです。団信はローン契約者が死亡または高度障害状態になった際に、その時点のローン残高に相当する額の保険金が支払われるので、ローンを一括返済できる。万が一のとき、残された家族にとっては心強い保険で、加入を条件にしているローンは多い。
疾病保障付き団信も
近年は医療の進歩によって、かつての不治の病とされたものでも治るようになってきたが、逆に治療費がかさんだり治療が長期化することで働けず、住宅ローンが重くのしかかるリスクも出てきた。
そこで増えてきたのが疾病保障付き団信。所定の病気と診断確定されたり働けなくなった場合には、保険金が支払われたりローン残高が減るといった保障が得られます。
疾病保障付き団信を選ぶ際のチェックポイント
1.上乗せされる金利に注意
疾病保障付きだと0.3%金利が上乗せされるのが一般的。中には上乗せなしという場合もあるが「疾病診断後12ヶ月経過後」など保障条件が厳しめなことが多い。
2.50歳以下など年齢制限がある
保障内容がよくなるほど、年齢制限が厳しくなる傾向があり、50歳未満という要件の場合もある
3.病歴があると加入できない
団信申込書には、3ヶ月以内の病歴、3年以内の手術・治療歴を書く告知欄がある。その内容によって契約ができない場合もある。
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