カリフォルニアスタイルの庭
カッコいい家づくりのためには外観にもこだわりたいところです。外観は建物だけではなく庭や外構も大きな要素になってきます。建物の前に植栽があるかないかで見た目は大きく変わってきます。
建物というのは人工物なので緑や植物があるだけで癒されたり、立体的に見えたりするという効果もあります。
もちろんイングリッシュガーデンでも和風の庭でも外観を引き立ててくれます。そんな中でも僕が得意な分野がカリフォルニアスタイルの庭なので、そのお話をさせてもらいますね。
カリフォルニアは雨が少なくて気候が温暖な地域です。その中で象徴的なのがサボテンやアガベという多肉系の植物です。サボテンやアガベは乾燥に強いのでほとんど水やりが要らないのでメンテナンスが楽なのがいいです。
サボテンは皆さんご存知だと思います。アガべっていうのはお酒のテキーラの原料にもなる植物で恐竜のようなトゲトゲのある葉っぱが特徴です。
アガべ
種類もめちゃくちゃたくさんあって愛好家も結構いらっしゃいます。高価なものは小さくても数万円するようなものもあります。
サボテンもアガベも多湿には弱いので水捌けのよい土壌が必用です。あとは冬の屋外を越せる品種と越せない品種があるのでそこも注意です。冬を越せない品種も冬の期間はビニールハウスで覆ってあげると地植えでも冬を越せるようになります。
水捌けの良い土壌ということでカリフォルニアスタイルに欠かせないのはドライガーデンやロックガーデンという庭のスタイルです。ドライガーデンは主に砂利の上に植物が植えられているようなイメージです。ロックガーデンは岩の上や隙間に植物が植えられているイメージですね。
ドライガーデン
ロックガーデン
凝ってくると石の種類や砂利の種類にもこだわりたくなってきます。
アガベも大きなものは直径が1メートルを超えるような巨大なものもありますので大きいものや小さいものをバランスよく配置するとカッコいいドライガーデンができますよ。他にもユッカロストラータのような高さのある植物を配置すると高低差ができてカッコいい庭になりますよ。
高さを稼ぐにはヤシ系を入れるのもいいですね。ヤシもココスヤシやチャメロップスなんかは越冬できるのでオススメです。
ココスヤシ
投稿者プロフィール
- LAKESIDE HOMEのYouTube編集を担当。
最新の投稿
- COLUMN2024.09.06滋賀で始めるアウトドアな平屋暮らし
- YouTube2024.08.22スタバのような家を建てる | YouTube
- YouTube2024.08.20BEAMSプロデュースの家 | YouTube
- INTERVIEW2024.08.16お客様インタビュー K様邸